2014年に発売されて22万部超えのベストセラーになった初版の発売からすでに9年!増強完全版という第2版です。
Excelって、使えるといえば普通に使えるけれど、表紙にある「5時間の作業が…たった2分になりました。2分って(笑)」のように、本当にそんなに時間短縮できるのか読んでみました。
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社会人なら誰でも使うExcel、使いこなせている?
Excel医さんのツイートを見て、そういえばExcelってなんとなく使っているけれどしっかり勉強したことないなあと思ったのがきっかけです。40代前半世代は、大学でかろうじて情報処理の科目がありましたが、そんなの覚えているはずもなく…。現代っ子たちは、高校で必修になった情報処理で表計算などもやるようですね。もはや、漢字の書き取りなどと同じくらい必須な項目だよなー。
ブログも拝見して、こちらの記事を参考にしました。
そんなこんなで、Excel医さんの本を読もうと思って本屋に行きましたが、パラパラ見てみると内容がかなり初心者向けのようだったので、blogでお勧めされていたこちらの本をまず読んでみることにしました。
これは読んで損しない!読み終わってその辺に置いてたら、高校生の息子が「あ、これ今度読むわー」と言っておりました。読め読め。
俗に「Excel方眼紙」と呼ばれる、セルを結合して入力欄を作るやり方、すみません、私も使っていました…。見た目を整えたくてどうしても結合させてしまうんですよね。
どこの会社も請求書などのフォーマットはこうして作っていることが多いと思います。
行をコピーしようと思っても、「この操作は結合されたセルには行えません。」と、何度表示されたことか。
そんな時は、「1シート1表の原則」という考えを使うこと。1枚のシートに複数の表を貼り付けようとするから、方眼紙にしないといけなくなる。別のシートに作った表をコピーして「リンクされた図」として貼り付けなさいとあるではないですか。
確かにそれなら、中身の数値やテキストを変更したものが貼り付け先でも反映されます。
後は、そもそもExcelはデータベースという考え方。なるべく項目は細かく分けて入力しておくことで、再利用するのが簡単になります。以前、仕事でECサイトのお引越しする際、元のデータは姓名が合わせて1つの項目でスペースも入っていない状態、移行先のASPは姓と名が別々の項目…という事態がおこったことがあります。この時はスペースも入ってなかったので手作業になったのですが、スペースさえ入っていればスペースより前の文字を取り出すことが可能なんですね。
読んだだけでは記憶が定着しないということで、実際に手を動かしてみます。
マイクロソフトが出しているExcelのチュートリアルがありますのでこちらをDLしました。
こんな感じで、本で読んだことを色々と試せます。本無しで、これだけでも十分ではないかと思います。(本の紹介なのに…。)
同時に両側から作業ができるので、最近はGoogleスプレッドシートを使うことも多いですが、関数などは一緒ですし、ほんと覚えて損はない。
まとめ
一度にざーっと読んでも、実際使う時にまた調べたりする必要がありそうですが、少なくとも「数式を使えばこういうことができる!」と分かったのが良かったと思います。表を作るなんて作業でしかありませんし、本来の仕事を早く進めるために作業は効率よく終わらせるのは社会人にとって必須スキルだと思いました。20年くらい前の自分に教えてあげたい。
今まで事務職に就いたことがない人だとExcel使えません(PCがそもそも使えません)という方もたまにいます。使ったり、習ったりする機会がなかったら仕方がないことかもしれませんが、スマホ触ってないで自分で学べ!と思います。
本にも書いてありますが、Excelはバージョンアップを続けてどんどん使いやすくなっています。でも基本的なところは不変なので、一度身につければずっと使えるスキルだと改めて感じました。
息子には夏休みのうちに読ませよう。そして私はVBAを勉強しよう。